2017/10/12(木)
山々は日ごとに彩りを濃くしている。
いつのまにか赤・緑・黄色のモザイクに覆い尽くされていた。
気づかぬはずはないのだが、日々少しずつ変化していくそれを明確に認識することは困難なのだ。
写真は毎日撮り続けてはいるけれど、撮ってからかなりの期間寝かせてからでないと現像に手が付けられない。
無理に作業にとりかかっても、それは遅々として進まない。
自分にとってどのショットが的を射たものであるのか、こころ惹かれるものとして成就したのか、それがわかるようになるには数日から数年かかることもある。
これは極めて個人的な事情。優柔不断なのか、そもそもセレクト能力に欠けるのか。
まあ、人によってはなにを言っているのか分からないかも知れない。そういう人を尊敬するし、とてもうらやましく思う。
これまでの十数年はとにかくシャッターを切った写真は捨てずに保存してきた。いつかわたしの方が変化して、捨ててしまったことを後悔するのでは無いかと危惧したからだ。
しかし、最近は平然と不本意に感じる写真をゴミ箱に直行させる自分がいる。そしてそのことにいささか驚いてもいる。
良い写真を感じることはだいぶできるようになってきたようだけれど、それとともに(写真としての品質、作品としての優劣や評価とは関係なく)自分が好きでは無い写真が増えてきたように感じている。
それは「違和感」として姿を現す。
良い写真は感動と言うよりは魂を揺さぶられるような「存在の揺らぎ」とともに現れるように思う。
これは経験知だ。
少なくとも個人的に撮るものに関しては、写真は「何をどう撮るか」ではなくて「何をどう見るか」が本質であるように感じ始めている。
ウィトゲンシュタインが「私が私の世界である」と言ったのと同じ意味において、「私が私の写真である」と、いまなら、言うことが出来ます。
「静けさと癒やしに満ちた蓼科高原」で皆様のお越しをお待ちしております。
参考リンク「八ヶ岳で紅葉を見ながら登山!日本の秋を堪能できるスポット7選」:http://yamahack.com/1772
茅野市観光協会のFacebookPageもおすすめです:https://www.facebook.com/chinokanko/photos/pcb.1572431119444472/1572425772778340/?type=3&theater
★★★ 紅葉の見頃は白駒池付近で9月下旬から10月上旬、ペンション・サンセット付近は10月中旬、観音平など奥蓼科横谷峡は10月下旬、御射鹿池も同様です。ただし紅葉は微妙な気象の変化で変わってきますのでピンポイントでの見ごろは分かりません。 蓼科はどこに行くにもちょうど良い距離にあるいま流行の「ハブ空港」のような存在だと思います。蓼科で心身を休め、ここを起点にして様々な観光地や山歩きやその他の活動に出かける、その基地として最適の立地なのです。 皆様のお越しを「癒やしに満ちた秋の蓼科高原」でお待ちしています。 ペンション・サンセット お料理自慢の宿:https://www.p-sunset.com/ 171011-DSC07362-Edit (TITLE: AUTUMN LEAVES) Sony α7, Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM + Voigtlander VM-E Close Focus Adapter